りんごのパワー

りんごのパワー

りんごジュース、
がんに効く?

「りんご生ジュースは、がんを抑える効果がある。」
2002年秋の日本癌学会総会で、弘前大学の城田安幸助教授がこんな研究成果を発表しました。マウスを使った研究を7年間続け、明らかになった結果です。
りんごから抽出したポリフェノールやペクチンの抗がん効果に関する報告は確認されていましたが、生ジュースはこの時点で初めて。城田助教授は「マウスに与えた量は人間なら1日コップ1杯程度。とりやすい食品であることに意味がある。」と話したそうです。
(2002年5月24日 朝日新聞参考)

動脈硬化の予防に

糖尿病患者に食物繊維を与えると、血糖や血中コレステロールが低下します。
アップルファイバー(りんご繊維)の投与で血糖が減る一方、動脈硬化を予防する作用のあるHDL2コレステロールが増え、動脈硬化への抵抗力を示す抗動脈硬化指数が上昇します。また排尿回数も増えます。

りんごが高血圧によい証拠

米の生産地とりんごの生産地に住む数万人の人々の血圧を測定したところ、りんごを毎日3個以上食べている人の血圧が低いことが明らかになりました。

亜鉛欠乏症
(皮膚炎や抜け毛)に

体内の亜鉛が不足すると鼻の穴、口などの開口部の湿疹、抜け毛、爪の変形、味覚障害、免疫不全になります。
100%果汁は、亜鉛の含量が多く、ジュースは消化吸収も良いようです。

整腸と解毒に

りんご果汁は異常に高まった腸の運動、極度に弱っている腸の運動を調整する作用があります。
りんごに含まれるペクチンは解毒効果が高く、下痢などの腸の調子が悪い時に効果があります。

胃腸病と貧血に

胃病の人にりんご果汁を与えると、胃カタル、胃炎などの酸の少ない人は酸が増し、胃液の分泌をすすめて消化が良くなります。
また、貧血では胃液の分泌が少なく、酸がなくなりますが、3倍くらいの濃いりんご果汁を与えると貧血は回復します。りんご果汁は、胃液の酸と赤血球を増す効果があります。

疲労回復におすすめ

さわやかなおいしさがまず気分をほぐし、疲労時のアルカロージス(身体のアルカリ分が多い状況)をりんごの酸が中和し、自然に疲労を除きます。